みなさんグリップ交換は自分でしていますか?
グリップ交換する際、重要になるのがどういう風に両面テープを貼り付けるかですよね。
両面テープを貼り付け方(巻き方)には主に、縦巻き・螺旋巻きがあります。
その中でも「1重巻き」から「3重巻き」まで様々です。
今回この記事では、テープの巻き方によっての特徴について解説していきます。
では、参ります。
テープの巻き方別の特徴

テープの巻き方によって「グリップを握った時の感覚」だけではなく「球筋まで影響」してきます。
色々なテープの巻き方を知り、自分にあったテープの巻き方を見つけましょう。
下記の二つの項目はグリップの感覚や球筋を変える巻き方の要素です。
- 「縦巻き」
- 「螺旋巻き」
- 巻きを重ねる
「縦巻き」「螺旋巻き」についてお話ししていきます。
縦巻きと螺旋巻き違い

名前の通り、縦巻きは両面テープを縦に、螺旋巻きは、ぐるぐると螺旋のように巻いたものです。
縦巻きは螺旋巻きに比べて細めの仕上がります。
グリップの太さと球筋の関係を下記にまとめました。
細いグリップ |
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---|---|
太いグリップ |
|
簡単に言えば
「飛距離を出したいのであれば縦巻き」
「安定性を求めるのであれば螺旋巻き」
と覚えておいて下さい。
下記に縦巻き方法と螺旋巻き方法を軽くご紹介します。
螺旋巻き

グリップの長さの2倍のテープをカットし、シャフトに貼り付けなじませます。
縦巻きは簡単に交換できることから、ゴルフグリップを初めてする方におすすめです。
螺旋巻き

グリップの長さに合わせて、隙間なく螺旋状に巻きつけます。
螺旋巻きの貼り方は少し難しいですが、グリップの太さがどこを持っても同じに仕上がります。
さらに、下記で説明させていただく、巻きを重ねる事でグリップ太さのバリエーションを生むこともできます。
続いて、「巻きを重ねる」について見ていきます。
巻きを重ねる

巻きを増やす時は縦巻きで巻き数を増やし、最後に螺旋巻きをする方法が一般的です。
クラブの形状やバランスの事を考えると3重巻きまでが限界となります。
グリップを全体的、または一部だけ太くしたりすることができます。
※例えば、縦巻きをした後に、グリップの下側だけに螺旋巻きをする事で、右手で持つ部分が太くなり、右手の使いすぎを抑えれる。
ちなみに、3重巻きにすると重量で3〜4グラムほど増えて、クラブヘッドが軽く感じると思います。
鉛などをつけてバランスを合わせる事をおすすめします。
ちなみに、現在のグリップの感覚を変えたくない方は、オリジナルのグリップの巻き方を真似すれば良いでしょう。
また、アイアンは引っ掛けたくないから太め、ウッドやドライバーはつかまりを考えてアイアンより細めで巻き数を減らすというのも一つの方法です。
以上で巻き方によっての特徴についてでした。
最後に復習の意味も込めて下記にまとめて見ました。
縦巻きは螺旋巻きに比べて細めの仕上がる
巻き数を増やす時は、縦巻きで巻き数を増やし、最後に螺旋巻きをする方法が一般的