こんにちわ!B-GOLFのRUIです!
今回はゴルフで、一番重要と言っても過言ではない「メンタル」に関して解説していきます。
ゴルフにおけるメンタルは、プロや上級者だけでなく、初心者の方にも多大な影響があります。
メンタルトレーニングを実践するだけで、スコアも変わってくるでしょう。
初心者なら、20くらいスコアが縮むんではないでしょうか。
というわけで今回は
- ゴルフにおけるメンタルの重要性
- 場面別メンタルトレーニング
- プロが実践しているメンタルトレーニング
この3点を中心に解説していきます。
では早速、以下に参りましょう。
目次
ゴルフはメンタルが命
「ゴルフはメンタルが命」と言われる理由は2点あります。
- 個人競技で試合中、コーチなどと話せない
- プレー中、考える時間がある
野球やサッカー、テニスなどは試合中、考える間もなく動きまわるので流れでプレーすることができます。
しかし、ゴルフはティーショット、パッティングなど1プレーごとに緊張を感じる場面があります。
また、ゴルフは個人競技なのでコーチからのアドバイスを受けれません。
ゲーム中は一人ですべて解決しなければならないのです。
つまり、「ゴルフはメンタルが命」というのは正しいと言えるでしょう。
メンタルを鍛えることで大事な場面でもミスが減り、自分の気持ちに左右されることなくプレーすることができます。
場面別メンタルトレーニング
ゴルフでは様々なシュチュエーションがあります。
特に、メンタルが関わってくるシュチュエーション別でメンタルの保ち方を解説していきます。
以下で確認していきましょう。
朝一のティショット
コースに出て、何が一番緊張するかと言えば、やはり最初のティーショットですよね。
朝一どうしても緊張してしまうという人は心の準備を見直してみて下さい。
ゴルフのラウンドの前に、次のような自分をイメージしてみるといいでしょう。
気持ちの良いペースで歩きながら、ゆったり呼吸をしています。 テークバックはあわてず、トップからもゆったりした気持ちでクラブが振られ、ボールを打ち抜くいい音が響きます。池にボールが入っても、バーディーを取っても、気にしないで次のプレーに集中している自分。
このような自分を描きます。
心の準備を正しく行うことで、いつもの平常心を保ってプレーしやすくなりますので、絶対おすすめです。
ショートパットや肝心なパター
「このパットを決めればバーディーで上がれる!」という肝心な場面。
パットのときの心の状態は普段の練習から鍛えておくのが、一番効果的です。
ここではパターの練習における、技術向上を兼ねたメンタルトレーニングを紹介します。
- 決めた回数入るまで行う。ただし、最大時間は30分などに決める。
- 連続成功回数を設定して、それを達成するまで行う。
ただし、 最大時間は10分~1時間などに決めて行います。
こちらの方が、プレッシャーは大きくなり、設定回数の直前では、試合の大切な場面を 再現することができます。
どちらも設定回数は、設定時間で終わることができる確率が、50~60%程度となるようにすることが、練習のモチベーションを最大に上げてくれます。
それより多くても少なくても、効果は下がりますので難易度としての設定回数は、各個人毎に決めることが大切となります。
肝心なショットを打つ前
実際の体の動きは、イメージした事にかなり左右されます。
プレッシャーを感じると嫌なイメージをしてしまいがちです。
そこで、プレッシャーに負けずに、いつでもいいイメージを想像することができるイメージトレーニングの方法をご紹介します。
イメージ動画を用意して、毎日15分から30分程度見続けるだけです。
イメージ動画とは正しいスイングを解説している動画や、パターを成功させている動画などです。
ある程度繰り返し見ていると、しゃべっている内容や、音などは自動的にイメージできるようになります。
毎日、ひたすら3ヶ月ぐらい続けると、いつのまにかムービーの中の主人公に、自分がなりきっている感覚を抱けるようになります。
そうなれば間違いなく、実際の動きにも大きな変化が出てきますので、是非試してみてください。
プロが実践しているメンタルトレーニング
世界的な一流選手には専属のメンタルトレーナーが付いています。
プロもそれほどメンタルは重要と考えているということです。
ここでは、プロが実際に行っているメンタル強化の方法を紹介します。
タイガーウッズ
自分が優勝することだけしか考えていない-タイガーウッズ |
歴代2位のメジャー選手権優勝14回、生涯獲得賞金額1億ドルを突破し歴代1位とういう輝かしい成績を残した、伝説のプロゴルファー、タイガー・ウッズ選手。
そんな誰もが知っているタイガー・ウッズ選手は、ラウンド中、自分が優勝することだけしか考えていないそうです。
ミスをする自分は全く想像しません。
- 「このパターは絶対入れる」
- 「このティーショットは難しいが必ずフェアウエイに打てる」
- 「なんていいコースなんだろう。とても気持ちがいい」
と常に前向きでいいイメージを膨らませることで、弱気な気持ちを拭き飛ばし、自信をもってプレーすることができます。
片山晋呉
もう一人の自分を連れて歩く-片山晋吾 |
04年、05年、06年、と賞金王を重ね、08年、遂に悲願の史上7人目の永久シード選手となり、08年度の賞金王にも輝いた実力の持ち主の片山晋吾選手。
プレッシャーがかかったり、緊張して震えるときにはもう一人の自分が肩の上にいて
「なにビビってんだよ!いつも通りに打てばいいんだよ!」
と自分に語りかけてくれるそうです。
これをセルフトークといいます。
緊張していつものショットができない・・。
という方は、片山プロのように「もう一人の自分」を連れてラウンドしてみるといいですよ。
中島常幸
手袋をスイッチにして集中のオン・オフを切り替える-中嶋常幸 |
日本で初めて年間獲得賞金額が1億円を突破して3回目の賞金王。
また「世界で五本の指に入る美しいスイングの持ち主」と評され、国内にとどまらずヨーロッパと米国のプロゴルファーからも高い評価を得ている中嶋常幸選手。
中嶋常幸選手のメンタル方はショットの前、手袋をした時にスイッチオン。
ショットを打ち終わると、手袋を取ってスイッチオフだそうです。
集中力はいつまでも続きません。
そして「集中するぞ!」と思っても簡単にはいきません。
手袋をはめるという行動をスイッチオンと意識づけることで、自分が集中したいときに集中することができます。
横峯さくら
強いメンタルを持っていないという自分の感情を受け入れ、その上で何ができるかを考える-横峯さくら |
2009年に賞金王に輝き、世界ランク最高位13位と世界でも活躍する横峰さくら選手。
横峰さくら選手は、タイガーウッズ選手とは正反対のメンタルの持ち方です。
マイナス感情を持っている自分でも、自己肯定感を得られる状況をつくる。
そのためには感情を受け入れ、思考を一致させ、行動を切り離す。
今の自分ができることに集中し、一段ずつOKラインをクリアしていくことが大切という考え方。
「ミスしてもいいから、できることは何か」
と考えながらプレーすることでプレッシャーから解放され、いつも通りの自分でプレーすることができます。
欲は2つ以上持たない
アマチュアゴルファーにとって、欲を2つ以上持つのは非常に危険です。
飛ばしていいところを見せよう、が目標ならそれでもOKですが、加えていいスコアを出したいと思うと二重の欲になりますよね。
バンカーでも、一発で脱出したいけど変な所にいったら嫌だ、と考えるのは二重の欲。
振りが小さくなって余計出なくなります。
とにかく、バンカーから出そう!という1つの目標で十分です。
他のシュチュエーションでも、二重の欲は禁物です。
1つ、絶対にしてはいけないミスを考えて、それをしないようなショットを徹底しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ゴルフにとって「メンタル」は非常に重要です。
僕自身、苦手なクラブでショットをするときや、池越えなどではストレスになってミスショットをしてしまいます。
そんな時に、上でも解説したメンタルトレーニングをしていればミスする確率は低くなります。
さらに、「二重の欲を持たない」というのはずっと意識していることです。
絶対にしてはいけないミスを1つ考え、そのミスを絶対にしないという強い意識が重要です。
この記事を読んで、皆さんがメンタルを自分のものにしてベストスコアを更新できることを祈っています!
ではまた!