皆さんこんにちわ!B-GOLFのRUIです!
今回はシャフトに関して解説していきます。
皆さんは純正のシャフトを使っていますか?
シャフトは、クラブにおいて非常に重要なんです。
『シャフトを変えて飛距離が30ヤード伸びた!』
『シャフトを変えてスライスがしなくなった!』
なんてことが実際に多くの方にあります。
自分に合ったシャフトを見つけるのが、ゴルフ上達の近道かもしれません。
というわけで今回は
- 純正シャフトとカスタムシャフトの違い
- シャフトの選び方
- タイプ別おすすめシャフト
この3点を中心に解説していきます。
では早速、以下を確認していきましょう!
目次
純正シャフトとカスタムシャフトの違い
最初から装着されている純正シャフトと、カスタムシャフトとでは大きな違いがあります。
純正シャフトは万人のゴルファーが使いやすいように作られています。
対するカスタムシャフトは個性がはっきりしており、たくさんの種類があるので、より自分のスイングに合ったシャフトを手に入れるための選択肢が広がるというわけです。
ここからはシャフトの4つのポイント、シャフトの選び方を解説していきます。
購入を迷われている方はぜひ参考にしてみて下さい。
では参ります。
シャフト選び4つのポイント
ここではシャフト選びで大切な4つのポイントを解説していきます。
シャフトは以下の4つで様々な違いを作り出しています。
- フレックス
- シャフト重量
- キックポイント
- トルク
1つ1つ以下で解説していきます。
確認していきましょう。
フレックス
フレックスとは、シャフトの硬さを表す基準です。
柔らかい方から順に
「L<A<R<SR<S<X<XX<XXX」
と表示されます。
同じフレックスでも、メーカーやクラブによって硬さが異なるので、あくまで目安ですね。
スイングスピードが速い人ほど、硬いシャフトを使います。
僕は最初、「X」のシャフトに憧れて無理して振ってましたが、結局「S」で普通に振ったほいが飛距離も出るので、「S」にしました…。
自分に合った硬さを選ぶことが大切です。
シャフト重量
シャフト重量(重さ)は、個人の力の強さによって、ある程度の基準があります。
以下を参考にしてみて下さい。
- 50g代→ヘッドスピード42m/s前後
- 60g代→ヘッドスピード45m/s前後
- 70g代→ヘッドスピード48m/s前後
キックポイント
キックポイントは三種類あります。
それが以下です。
- ヘッド寄りにある場合は先調子
- 中間のものを中調子
- グリップ寄りにある場合は元調子
と呼び、以下のような特徴があります。
- 先調子→初級者向け、ボールが上がりやすい
- 中調子→オールマイティ、タイミングが取りやすい
- 元調子→上級者向け、ボールが上がりづらい
どの調子が最適なのか、これはスイングの特徴によっても変わります。
先調子の合う上級者も、元調子の合う初心者もいます。
トルク
シャフトが曲がる”しなり”とは異なり、トルクはシャフトの”ねじれ”を表す尺度です。
トルクが大きいほどシャフトがねじれやすく、トルクが小さいと逆にねじれにくくなります。
メーカーによって測定方法が異なるので、単純な数字の比較には注意が必要ですが、傾向を知ることができます。
スイングのタイミングと大きな関連があり、普通は以下のように考えられます。
- トルクが小さい → ヘッドスピードの早い人
- トルクが大きい → ヘッドスピードの遅い人
シャフト選びの際に大切な4つのポイントはわかりましたか?
以下では具体的なシャフトの選び方を解説していきますね。
シャフトの選び方
シャフトをどのように選ぶのがベストなのでしょうか。
ズバリ「スイングタイプと目的で選ぶ」です。
これ以上の選び方はありません。
自分のスイングの特徴と目的で、どのタイプのシャフトが自分に合っているのかを判断することができます。
トップの位置でのシャフトのしなり具合がいわゆる”タメ”の強さです。
自分のタメの強さに合わせてシャフトのタイプが決まってきます。
- 『もっと飛距離をもとめるのか?』
- 『安定感を求めるのか?』
その目的によって選択するシャフトのタイプが変わってきますね。
以下の図で自分がどのタイプになるのか確認してみて下さい。

それぞれのタイプ毎に確認していきます。
①タメが強く、飛距離を求める
トップでタメの強い人や、切り返しのタイミングが早い人には、手元の硬い「先調子」のシャフトが合っています。
先調子というと、ヘッドが暴れるイメージを持って嫌がる人がいますが、そんなことはありません。
手元が硬くて先端が動く先調子のシャフトは、例えるなら釣り竿。
自分の意図したところに、先端をピュッとキャストできるシャフトです。
②タメが弱く、安定性を求める
トップでタメがない人は、「元調子」のシャフトが合っています。
元調子のシャフトというと、一般的には上級者向けですが、実際には非力なアマチュアゴルファーや、女性ゴルファーにも合う人がたくさんいます。
手元が柔らかい元調子のシャフトは、トップから切り返しにかけて自然とタメを作ってくれます。
このおかげで、タメのないゴルファーがタイミングよく振れるようになります。
③タメが強く、安定性を求める
ある程度タメがあって安定感を求める人は、「中調子」のシャフトが合っています。
手元と先端が硬いシャフトは、ゴルファーが振ったときにシャフト全域が均一にしなるように感じます。
こういったタイプのシャフトが中調子です。
使い手であるゴルファーのタイプを選ばない、万人向けのシャフトと言えるでしょう。
中調子のシャフトは、しなり方にクセがなく、動く部分が少ないので、安定感を得られるのが長所です。
④タメが弱く、飛距離を求める
タメがなくて飛距離を求める人は、「ダブルキック」のシャフトが合っています。
トップで手元がしなり、インパクトで先端が動くのがダブルキックです。
手元の柔らかさがタメの少なさを補ってくれて、先端の柔らかさがボールを捕まえてくれます。
ダブルキックにはしなるポイントが2つあるので、しなり量が大きく、いわば飛び系のシャフトですね。
アベレージゴルファーだけでなく、実は上級者にも良さが分かるのがダブルキックなのです。
タイプ別おすすめシャフト
先ほどのタイプ別におすすめのシャフトを紹介していきます。
是非、購入の参考にして下さい。
ちなみに、4つのタイプは以下です。
- ①タメが強く、飛距離を求める
- ②タメが弱く、安定性を求める
- ③タメが強く、安定性を求める
- ④タメが弱く、飛距離を求める
では確認していきましょう。
①スピーダーエボリューション V(フジクラシャフト)
①のタメが強く、飛距離を求めるタイプの人は、とにかくボールを叩けるシャフトがおすすめです。
現行モデルで言うと、「スピーダーエボリューション V」はかなりおすすめです。
とにかく、ブレないシャフトなので思い切り振ってボールを叩くことができます。
シャフトの変形を押さえ、スイングの再現性に優れたシャフトに仕上がっています。
②ディアマナ DF(三菱ケミカル)
②のタイプの人は元調子のシャフトが合っています。
一般的には弾道の高さを抑えたいゴルファーに元調子が向いていると言われています。
スピン量が抑えられ、さらにヘッドのターンのタイミングにバラつきが少なく、安定性がアップするとも言われています。
ディアマナ DFは、誰にでもフィットするシャフトです。
何度か試打したことがあるのですが、そのように感じました。
「KUROKAGE クロカゲ XD」も特性が似ているので、是非購入の参考にしてみて下さい。
③ジ アッタス(USTマミヤ)
③のタイプの人は中調子のシャフトが合っています。
手元と先端が硬いので、ゴルファーのなかには、ただのしなる棒のような印象を持つ人、物足りなさを感じる人もいるでしょう。
しかし、しなり方にクセがなく、動く部分が少ないので、安定感を得られるのが特徴です。
実際にプロゴルファーのなかには、中調子のシャフトを好む選手が多くいるんですよ。
④ツアーAD MT(グラファイトデザイン)
④のタイプの人はダブルキック系のシャフトが合っています。
ダブルキック系のシャフトとは、しなるポイントが2つあるシャフトで、しなり量が大きく、いわば飛び系のシャフトです。
アベレージゴルファーから上級者まで、良さが分かるシャフトですね。
ちなみに、ここで紹介したシャフトは現行モデルなので少し高価になっています。
古いモデルなら同じようなシャフトの特性で割安で販売されています。
以下を参考にどうぞ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
あなたのタイプに合うシャフトは見つかりましたか?
自分に合うシャフトを1つ見つければ、何年もスイングが大きく変わらない限りずっと使えます。
ちなみに僕は、このシャフトを高校から8年使っています。
皆さんのシャフト選びの参考になれば幸いです。
ではまたっ!
