GoToトラベル事務局は12月14日、GoToトラベル事業の取り扱い方針について発表しました。
12月28日から1月11日までの期間、全国でGoToトラベルの適用がなくなりました。
1月11日以降のGoToトラベルに関する情報については追ってお伝えしていきます。

今年ももう2ヶ月を切り、受験生の皆さんはもうそろそろ志望校を確定する頃だと思います。
今回は大学受験の際にホテルに宿泊した経験のある現役ホテルマンである私が大学受験で宿泊する場合はいつごろ、どういった条件のホテルを取るべきかということについてお教えしていきます。
また、大学入試での宿泊でもGoToトラベルキャンペーンが適用されるのかということについてもお教えしていきます。
先にGoToトラベルが適用されるのか、結論から申し上げますと、大学受験でもGoToトラベルが適用され格安でホテルに泊まることができます。
さらにJTBのプラン「受験生の宿」では、コロナ対策が十分にされているホテルはもちろん、朝食付きや電気スタンドを無料貸し出しできるホテルなど受験生をサポートできるプランなどを中心に掲載しているので大変おすすめです!
受験生には勉強以外の不安をできるだけさせないように、早めの予約をおすすめします!
目次
GoToトラベルって何?

GoToトラベルとは国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援するキャンペーンです。
詳しくいうと、旅行代金の35%が割引、15%分は地域共通クーポンとして旅行先の施設で利用することができます!

支援額の上限は1人1泊あたり上限2万円、日帰りなら上限1万円です。
連泊や利用制限の上限はありません。
例)おひとり様40,000円の1泊2日の宿泊付き旅行を申し込んだ場合、支援額は、旅行代金の2分の1相当額の20,000円となります。
(GoToトラベル事業より引用)
GoToトラベルキャンペーンの対象期間は2月1日のチェックアウトまでとなっているので、対象外となる受験日程の大学もあります。
しかし、2020年11月13日現在、政府はGoToトラベルを延長する方向で調整していると発表があったのでおそらく受験シーズンは対象期間に入ってくるでしょう!
詳細が出れば、追記させていただきます。
政府はGoToトラベルの延長を2021年6月末まで延長することを決定しました。(参照:https://www.fnn.jp/articles/-/116786)
いつ頃ホテルを予約すればいい?
次に、ホテルはいつ頃予約するのがベストかということについて考えていきましょう!
いつホテルの予約を取るのがベスト?
まずは結論から先に申し上げると、できるだけ早めに予約するのがベストということです。
志望校をギリギリまで決めかねていたり、大学入学共通テストの結果次第で受ける大学を決める方もいるでしょう!
しかし、その時点からホテルの予約を始めると遅すぎます。
立地や条件の悪いホテルに泊まる羽目になったり、最悪のケースだとホテルが予約が取れなくなるという可能性もあるでしょう!
とある予備校の調査では40%近くの受験生が10月以前にはホテルを予約していたこともわかっています。
そういった最悪のケースにならないためにできるだけ早く予約することをおすすめします。
GoToトラベルキャンペーンの延長を待ったほうがいい?
ここで気になるのは、GoToトラベルキャンペーンの延長が正式に発表してから予約したほうが宿泊費用を抑えられるのではないかということです。
確かに、先述の通りGoToトラベルキャンペーンを利用すれば、旅行代金を半額近く抑えることができます。
しかし、当サイトではこの方法はあまりおすすめできません。
GoToトラベルで旅行代金を半額近く抑えられるのは大変魅力的ですが、いつされるかわからない政府の発表を待ち、ホテルを取らないで置くのはリスクが高すぎます。
現段階で立地や条件がいいホテルが残っているのなら、今すぐに予約を取るべきです。
受験生のホテル選びにとって一番大事なことは料金の安さではなく、受験以外のストレスをどれだけ減らせるかということです。
料金を優先してしまったせいで立地や条件が悪くなってしまい、本番で本来の実力が出せなければ意味がありません。
少々、高くなってしまっても、大学からの立地や受験生に向けたサービスをしてくれているホテルを予約するほうを優先するべきです。
では当サイトがおすすめする受験生のホテルの予約の方法としましては、「受験する可能性がある大学の近くのホテルを片っ端から予約する」という方法です。
この方法を取れば、ホテルの予約が取れないということもなくなりますし、早めの予約であれば立地や条件のいいホテルの予約を取ることができます。
でも片っ端から予約を取れば、受けなくなった時にキャンセル料がかかるんじゃないか?という方もいるでしょう。
予約サイトによっても異なりますが、JTBで予約した場合、21日目以前にキャンセルしてしまえばキャンセル料は一切かかりません。(参照:JTB)
大学入学共通テストが終わる1月17日から国立二次試験の前期日程2月25日までは39日間もあるので、無料キャンセル期間中に十分に考慮する時間が取れます。
大学受験でホテルを選ぶポイント!
では次に、受験生がホテルを選ぶポイントについてお伝えしていきます!
まずは以下にポイントをまとめましたのでご覧ください。
- 立地
- 部屋の条件(電気スタンドの有無、勉強机の有無)
- 朝食の有無
- アーリーチェックインの有無
では1つ1つ詳しく見ていきましょう!
立地

まず受験生がホテルを選ぶ上で最も大事にしたいポイントは「立地」でしょう。
できれば大学から徒歩圏内のホテルを選ぶべきでしょう!
電車やバス、タクシーで行ける場所でもいいんじゃないか?という人もいるでしょう。
しかし、そういった公共交通機関は事故や遅延が起きる可能性がゼロではありません。
特に冬場の電車はよく遅延します。
公共交通機関の遅延は大学によっては救済措置などがありますが、受験当日に試験以外のことで動揺してしまい、万全の状態で試験を受けられなくなる可能性があります。
できるだけ大学の近くのホテルを取るようにしましょう!
また大学から少し離れたホテルを取ってしまった場合も、できるだけ前日に大学に向かい、どれくらいの時間がかかるのか、どういったルートで行くのかの下見は必ずしておきましょう!
部屋の条件

次に抑えておきたいポイントは部屋の条件です。
ホテルの部屋に勉強ができる机があるのか、電気スタンドの貸し出しをやっているのかなどの条件を確認しておくことも重要です。
受験生のプランであれば、プランの詳細にこういった条件が書いてあることもありますが、もし書いていない場合はホテルに直接問い合わせてみましょう!
ホテルの部屋は意外と乾燥しているので加湿器付きの部屋であったり、試験前日にリラックスするために大浴場付きのホテルを選ぶことは大変おすすめです。
またホテルによっては、宴会会場を受験生専用の自習室として開放している場所もあるのでそういったホテルを探してみるのもいいかもしれません。
ホテルの料金の安さにこだわるのではなく、こういった条件をできるだけ優先して試験本番を万全な状態で迎えることが最も重要です。
朝食の有無

慣れていない場所で食事を取る場所を見つけるのはなかなかのストレスです。
試験前になると特にこういったストレスは避けたいものです。
こういったストレスを避けるためには朝食付きのプランを選ぶべきです。
当日は緊張で食べられないかもという方もいるでしょう。
しかし、朝に炭水化物などの糖質をとっておかないと脳に血が行かずなかなか頭が回らなくなります。
こうならならないためにも、ホテルの朝食はバランスの良い食事をとることができるので特におすすめです。
しかし、ホテルの朝食があまりにも美味しすぎるからといって、試験当日にお腹いっぱい食べることは避けましょう!
なるべく腹八分目までに抑えるようにしましょう!
アーリーチェックインの有無

ホテルのチェックインは基本的に早くても14時から16時といったところが多いでしょう。
しかしアーリーチェックインというサービスがあるホテルでは、追加料金を払えば(無料の場合もあり)、ホテルにもよりますが午前中や12時くらいからチェックインをさせてくれます。
早い時間から受験会場を下見したい場合や、ホテルに早めに入って勉強したい方にとっては大変便利なサービスになっています。
アーリーチェックインのサービスがホテルにあるかどうかはホテルのホームページを確認するか、ホテルに直接問い合わせてみてください。
またアーリーチェックインのサービスがないホテルでも、チェックイン前に荷物をフロントで預かってくれる場合もありますので確認してみてください。
大学受験でホテルを予約するときによくある質問
では、大学受験でホテルを予約するときによくある質問についてみていきましょう!
親はついていくべきか?
これは遠方で受験する子を持つ親御さんのほとんどが悩んでいることではないでしょうか?
結論から申し上げますと、受験生によります。
正直、18歳という年齢は独り立ちできているかといえば微妙な年齢です。
親御さんがついていくことで、遠方先で起こる予期せぬトラブルが起きた場合うまく対応することができます。
遠方先でトラブルが起きるかもしれないとそわそわしているような受験生には必ず親御さんはついていくべきだと思います。
そういった余計な心配をせずにリラックスして、万全な状態で試験を迎えることができるからです。
また逆に、しっかりしているような子の場合はついて行かない方がいいでしょう。
試験前日の受験生はかなりセンシティブで何気ない一言でもイラついたり、ホテルでも会話せずに集中したいというような場合が多くあります。
そうしたイラついたり、集中できていない状態で試験を迎えてもいい結果が残せるとは思いません。
しかし、こういったしっかりしている子でもどうしても心配でついていきたい場合は、ツインルームではなく、シングルルームを2つ取るなど、別室で宿泊するようにしましょう!
できるだけ干渉せずに、お子様が困った時だけ手助けしてあげるのが最善の方法ではないでしょうか?
私が勤務しているホテルでも受験シーズンにはたくさんの受験生が宿泊していますが、親御さんが同伴している割合は50%です。
本当に受験生によると思います!
親御さんが1人でついていくのかどうか決めるのではなく、一度お子様についていってほしいかどうか聞いてみるのも1つの手だと思います!
ホテルの予約が取れない場合どうすれば良いか?
次によく多い質問がホテルの予約が取れない場合はどうすればいいかです。
受験校を確定する時期がギリギリになってしまったり、大学入学共通テストの結果で受験校を急遽帰ることになってしまった場合、ホテルが埋まってる可能性が考えられます。
まず狙い目の時期は大学入学共通テスト後の1週間です。
例年センター試験で結果が振るわなかった方が受験校を変えるため、事前に予約していたホテルをキャンセルするのがこの時期です。
この時期を逃すとなかなかホテルの予約が取りづらくなるので、できればこの時期に焦点を当てて予約することをオススメします。
この時期を逃してしまうと、先ほどの立地や条件を捨ててとにかくホテルを取ることを考えましょう。
受験会場からは少し遠いけど、電車で乗り換えせずに行ける場所や駅近ではないけれどタクシーを使えば大学から近いといったようなホテルです。
これでも予約が取れなければ、民泊やカプセルホテルも見てみることをオススメします。
また、少々値段は高くなるかもしれませんが、ホテルに直接問い合わせて空き部屋がないか聞いてみるのも1つの手です。
ホテルにもよりますが、インターネットでは満室でも電話予約分の部屋を残している場合があります。
そして次に大事なことは泊まれるホテルがあるなら、条件が悪くても予約するようにしましょう!
最低でも1つのホテルを予約していれば、あとはキャンセル料が発生してしまいますが、より良いホテルを見つけた時に乗り換えてしまえばいいのです。
どこのサイトから予約するのがおすすめ?
大学受験でホテルを予約するのにオススメのサイトはズバリ、JTBトラベルです。
JTBトラベルがなぜオススメなのかというとJTBには「受験生の宿」という大学受験生専用の特設サイトがあるからです。

「受験生の宿」なら先ほど挙げた「受験生がホテルを選ぶポイント」をおさえたホテルのプランを簡単に探し出すことができます!

また以下の大学はすぐに周辺のホテル探し出すことができます!
北海道・東北・北関東

首都圏

東海・北陸・甲信越

関西

中国・四国

九州・沖縄

以上の大学を受験予定ならすぐに最高の条件でホテルを見つけることができます!
まとめ
最後に大事なことをもう一度だけ言います!
受験生にとって最も大切なことは受験当日に万全の状態で試験を迎えることです。
まだ受験校が決まってないから、もっと安いホテルを予約したいなどホテルの予約を先延ばしにしてしまう要因はたくさんあります。
しかし、それが本当に受験当日に万全な状態で試験を迎えることより重要なことでしょうか?
私はそうは思いません。
こうしている間にも、受験校の近くの条件のいいホテルは順番に予約が埋まっているのも事実です。
この記事を読んでいる方が予約が取れずに大学から遠いホテルになってしまった、受験には不向きなホテルを選んでしまったということがないように何度も言わせていただきます!
今すぐに受験する可能性のある大学の近くのホテルを予約することをオススメします!
皆さんが受験当日に最善の状態で試験を受けることができ、春にはいい結果が出ることを心から願っています。
